【ギャンブル問題の記録⑩】また消えた|売り上げを持って1週間逃走した夫

ギャンブル依存症 、夫婦問題 、お金の話 、体験談 、逃走 ギャンブル問題の記録

最初の頃は、パチンコ屋を探し回った。

ブチギレて、泣いて、
どうにかしようともがいていた。

でも半年も過ぎると、 人間は慣れてしまうものだった。

1日、2日連絡が取れなくても、
「またか」と思うだけになっていた。

私は、麻痺していた。

開業から3ヶ月後

店を開いてから3ヶ月は、
旦那は真面目に営業していた。

少しずつ軌道に乗って、
ちゃんと営業していれば生活できるくらいにはなった。

でも3ヶ月を過ぎたあたりから、
連絡が取れない時間が増えていった。

売り上げを持ったまま、
パチンコ屋へ。

そしてしばらくしたら戻ってくる。

その繰り返しだった。

今回は、ほっておけなかった

ある日、また旦那が消えた。

「またか」と思った。

2日もすれば戻ってくるだろう。

そう思っていた。

でも今回は、家の状況が悪すぎた。

もうすぐ支払い日が迫っていた。
でもその分のお金が、足りていなかった。

営業もしていない。
連絡も取れない。
現金もない。

1日が過ぎた。

2日が過ぎた。

戻ってこない。

パチンコ屋を探しに行っても、 見つけられなかった。

1週間、連絡が取れなかった

結局、旦那からの連絡が来たのは、
1週間後だった。

その間、私はずっと泣いていた。

現金もない。
生活費もない。
どうしようもない。

泣きじゃくりながら、
それでも子どもたちの前では普通にしていた。

そのタイミングで、
義母と妹それぞれから連絡が来た。

「そろそろ1年経ちますが、お金はどうなってますか」

別々に。
同じ日に。

精神がおかしくなりそうだった。

誰も助けてくれない。 またお金の話。

もう無理だと思った。

市役所に行った日

義母には電話で
旦那が帰ってこないことを伝えた。

妹には、支払いができないことを伝えた。

義母の返事は、短かった。

「わかった。二人のことだからしっかりね」

それだけだった。

もう離婚しよう。

そう決めて、市役所へ向かった。

ひとり親の支援のこと。
支払いが厳しいこと。
お金がないこと。

ひとつひとつ、相談した。

旦那が帰ってきた日

1週間後、旦那から連絡が来た。

店を再開すると言った。

ほっとした。

正直、ほっとしてしまった自分がいた。

離婚すると決めていたのに。
もう終わりにしようと思っていたのに。

顔を見て、無事を確認すると、
気持ちが揺らいだ。

友達にも、家族にも、
離婚した方がいいと言われていた。

頭ではわかっていた。

でも、いざとなると、 踏み切れなかった。

旦那は帰ってきてから、
自分からパチンコ屋に出禁をお願いしてきたと言った。

反省しているのか。
それとも、またいつか同じことを繰り返すのか。

そのときの私には、 まだわからなかった。


▶︎妹とのやりとりと、その後のことは次の記事で書いています。

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