35万円の出来事のあと、
旦那はしばらく大人しくなった。
▶︎このときのことは記録②に書いています。
休みの日には、
ショッピングモールに出かけたり、公園に行ったり。
子どもと笑っている姿を見ると、
「もしかしたら今回は大丈夫かもしれない」
そう思える日もあった。
あの数ヶ月は、確かに平和だった。
でも、安心していたわけじゃなかった。
仕事の日に連絡が取れないだけで、
胸がざわついた。
位置情報を何度も確認して、
少しでも返信が遅いと、
「どこにいるの?」とメッセージを送っていた。
私は、80%信じていた。
でも、20%は、ずっと揺れていた。
信じたいのに、安心できなかった
仕事の日に連絡が取れないだけで、胸がざわついた。
位置情報を何度も確認して、
返信がないと電話をかけ続けた。
それでも不安が消えなくて、
義実家や友人にまで
「一緒にいますか?」
「仕事に来ていますか?」と連絡してしまった。
今思えば、少し異常だったのかもしれない。
でも、あのときの私は必死だった。
彼を疑いたかったわけじゃない。
ただ、もう二度とあんな思いをしたくなかった。
信じているはずなのに、
どこかで身構えている自分がいた。
私は彼を信じたかったのか、
それとも、安心できる未来を信じたかったのか。
今でも、はっきりとはわからない。
不安になるたびに、
「こんなことで連絡するなんて」と自分を責めることもあった。
でも、責めても不安は消えなかった。
むしろ、誰にも言えない分、
ひとりで抱え込む時間が増えていった気がする。
それでも、平和だった数ヶ月
それでも、あの数ヶ月は穏やかだった。
休みの日にはショッピングモールに出かけたり、公園で子どもと遊んだり。
家族で過ごす時間は、確かにあった。
旦那は以前よりも家にいる時間が増え、
お金のトラブルも起きなかった。
「やり直せるかもしれない」
そんな言葉を、私は心のどこかで繰り返していた。
あの時間が本物であってほしいと、
強く願っていた。
子どもが楽しそうに笑う顔を見るたびに、
「このままでいられたら」と思った。
平和な時間ほど、
失うのが怖くなるものなのかもしれない。
あの頃の私は、
その怖さに気づかないようにしていたのだと思う。
その数ヶ月は、きっと猶予だった
その数ヶ月は、きっと猶予だったのだと思う。
大きなトラブルもなく、
家族で出かけて、笑う時間もあった。
でも私は、どこかで気を抜けずにいた。
80%は信じていた。
それでも、20%の不安は消えなかった。
あのときの私は、
その20%が現実になる日が来るなんて、
本気では考えていなかった。
今振り返ると、
あの20%の違和感は、
ちゃんと当たっていたのだと思う。
無視できないはずの感覚を、
無視しようとしていたのは、私自身だったのかもしれない。
でも、その数ヶ月の後。
旦那は突然、帰ってこなくなった。
あの日が来るまでは。
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