ギャンブル依存症の夫と話し合いができない|「ごめんなさい」しか言わない夫に8年間向き合ってきた話

体験談、ギャンブル依存症、夫婦の関係 夫婦のこと

話し合いたいのに、
話し合いにならない。

「なんでまたやったの」

「これからどうするつもりなの」

聞いても、
返ってくる言葉はいつも同じだった。

「ごめんなさい」

それだけだった。

8年間、何度同じ場面を繰り返しただろう。

話し合いができない夫と向き合い続けた、
正直な話を書いていきます。

向き合おうとするたびに、「ごめんなさい」だけが返ってきた

問題が起きるたびに、向き合おうとした。

お金が消えていたとき。

連絡が取れなかったとき。

仕事を休んでいたとき。

「ちゃんと話したい」

そう思って向き合っても、
夫は黙るか、謝るかのどちらかだった。

怒鳴ると「ごめんなさい」。

泣くと「ごめんなさい」。

冷静に話そうとしても「ごめんなさい」。

こちらがどんな感情でぶつかっても、
返ってくる言葉は変わらなかった。

壁に話しかけているみたいだった。

「何か言ってよ」

「どう思ってるの」

聞いても、
夫はただ下を向いていた。

そのたびに、怒りなのか悲しみなのか、
自分でもわからなくなっていった。

1年が経って、3年が経って、8年が経った

何度話し合おうとしても、
変わらなかった。

「次こそはちゃんと話せるかもしれない」

そう思うたびに、
また同じ結果になった。

時間だけが過ぎていった。

1年が経って、

3年が経って、

8年が経った。

諦めと怒りが混ざった、
なんとも言えない感情が積み重なっていった。

「この人とは一生、話し合えないのかもしれない」

そう思い始めたのは、
いつ頃からだっただろう。

「なぜ話し合えないのか」を調べたら、少し見えてきたことがあった

「なぜ話し合えないのか」

その答えを探していた。

調べてみると、
依存症の人が話し合いを避ける理由が見えてきた。

自分のダメさを突きつけられる気がして、目を背けてしまう

ギャンブル依存症の人は、
自分がやっていることへの羞恥心が強い。

向き合うことで、
自分のダメさを突きつけられる気がして、

目を背けてしまう。

話し合いの場を、責められる場だと感じている

話し合いの場は、
責められる場だと感じている。

だから、謝ることで
その場をやり過ごそうとする。

「なぜやめられないのか」、自分でも言語化できない

「なぜやめられないのか」

「どうしたいのか」

自分でも答えがわからないから、
言葉が出てこない。

「ごめんなさい」しか言えないのは、
それ以上の言葉を持っていないからかもしれない。

▶夫がお酒に逃げることにも悩んでいた時期の話は、こちらに書いています。

第三者に話して、初めて気づけたことがあった

一人で考え続けても、
答えが出なかった。

あるとき、誰かに話してみることにした。

話すだけで、
頭の中が整理されることがあった。

「私が悪いのかもしれない」

「もっとうまく伝えられれば変わるのかもしれない」

そう思い続けていたけど、
第三者の視点から聞いてもらうことで、

「あなたのせいじゃない」

「話し合えないのは、相手の問題でもある」

そう気づけた。

一人で抱え込まず、
誰かに話してみることで、

見えてくるものがある。

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話すだけでも、気持ちが整理されることがあります。

話し合いが成立しないなら、伝え方を変えるしかないと思った

話し合いが成立しないなら、

伝え方を変えるしかないと思った。

▶接し方そのものを変えてみた話は、こちらにも書いています。

感情じゃなく、起きた事実だけを伝えるようにした

「なんでそんなことするの」ではなく、

「今月、お金がいくら足りない」

という事実だけを伝えるようにした。

感情をぶつけると、
夫は謝るだけで終わる。

事実を伝えると、
少しだけ反応が変わることがあった。

問題が起きた直後じゃなく、少し時間を置いてから話すようにした

問題が起きた直後は、
お互いに感情的になっている。

少し時間を置いてから、
落ち着いたタイミングで話すようにした。

完璧にはできなかったけど、
多少は話せるようになった気がする。

言えないことは、手紙に書いて渡した

face to faceでは言えないことを、
手紙に書いて渡したこともあった。

夫がどう受け取ったかはわからない。

でも、書くことで
自分の気持ちが整理された。

それでも、向き合い続けることに意味があると思っている

今日も、夫は「ごめんなさい」と言った。

それだけだった。

8年間、答えが出ない問いと向き合ってきた。

完璧な解決策は、今もない。

でも、
話し合えない夫を前に、
それでも諦めずにいる自分を、少しだけ認めてあげてほしいと思う。

同じ状況で悩んでいる方に、

「一人じゃないよ」と伝えたくて書きました。

迷いながらでも、
一緒に進んでいけたらいいなと思います。

▶ギャンブル問題の記録はこちらにまとめています。

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